休みの続き

今日は昨日と同じようにNHKオンデマンド大河ドラマを見ていました。「葵」の続きもいいかなと思ったのですが、今日は「太平記」「平清盛」「青天を衝け」のそれぞれの第1回を見ました。

どれも非常に、ネット上での評価が高いようです。「太平記」は生まれてすらいない年の放送で初見。「平清盛」は保元の乱平治の乱あたりから最終回までをリアルタイムで見ています。ただこのドラマはどうやら随所に張られた伏線が非常に巧妙という評判で、当時の自分が拾えなかった面白さを体験するつもりです。

そして「青天を衝け」は自分が当初の予想以上にハマってしまった作品で、もう一度最初から最後まで通して見てみたいという思いを抑えきれませんでした。正直、自分以外にもいたんじゃないでしょうか? 次の年の「鎌倉殿の13人」の方が楽しみだよって人が。

ところが見始めてみると、これが面白い。渋沢栄一の成長ぶりに寄り添うつもりで見ても楽しめるし、徳川慶喜からの視点を中心として複雑な幕末史も分かりやすくかつコンパクトにまとまっている。

そして何より、「攘夷」ひいては「明治維新」を問い直す観点がドラマの終わりまで貫かれていて、歴史ものとしてのオリジナリティや意義も十分に感じられる。

大河ドラマに限らず、幕末を扱った作品でこれを超えるものが出てくるとはなかなか考えづらいほどの完成度だったと思います。

 

今日からしばらくは、この3本と「葵 徳川三代」を同時並行で少しずつ見て行こうかなと思っています。